★すまいるキャンプ★

一時間に一本のバスを待つ。ゆったり時間が流れる

待ってる時間で温泉に入り、周りをぶらぶら散歩する。

見知らぬ街、見知らぬ港・・・目の前の風景は全て新しい発見なのだ



夢中になってバスに遅れてもかまわない・・・次のバスを待てば良い

大島の皆さんは優しい。私のような怪しげなソロキャンパーにも親切にしてくれる。

バスに乗るときも運転手さんから声が掛かる「お客さんどこいくの？」

トウシキCを告げると、バス停のかなり手前でバスは停まった。「ここがキャンプ場入口だよ～」

キャンプ場の目の前で降ろしてくれた。



何度もバスに乗ったが、やはり声を掛けられる。あそこが面白い、こ～した方がお得だよ！とか。

買物をしたい事を告げると、バスに同乗しているおばあさんからも様々な情報が飛び込んでくる。

「大島の人は親切ですね～」と言うと、「この前の台風の時に助けてもらったから・・・」とおっしゃった



２日目はこれまたダメ元で電話を掛けた「海のふるさと村キャンプ場」

「あの～今、トウシキキャンプ場にいるのですが・・・今日から一泊で泊まれますか？」

快く承諾頂き、ソロ一泊２００円との事。ひぇ～安い！さすが伊豆大島キャンプの東の横綱です。



大島公園バス停からキャンプ場まで１０ｋｍほど歩く覚悟をしていましたが・・・

更に申し訳ない事に、「バス停に着いたら電話下さい。車で迎えに行きますから～」との事。

有難うございます！往復のガソリン代でも２００円を超えてしまいそうです。助かりました。



海のふるさと村キャンプ場・・・そこは広大な敷地を持つ自然溢れる素晴らしいキャンプ場でした。

これまた海に隣接し、サイトは木々に囲まれた静かな環境です。車はサイト外の駐車場へ。

温水シャワーは無料で利用可。場内は清潔感があり、設備も完璧、ゴミも捨てられます。



大島には２つの港があります。岡田港と元町港。当日朝の天候によりその日の港が決定される。

当日の大島は決まった港を中心に全てが動きます。もちろんバスの運行ルートも当日決まる。

どちらかと言えば元町港の方が色々施設もあるのですが、今回は３日とも岡田港だった。



キャンプ場のこんな展望スペースで、優雅にこ～し～を飲む。気持ち良い～～！

今回は最低限の装備のつもりだったが、使わない道具がいくつかあった。これは改善の余地アリ。

ザックは４０Lで丁度良かった。これ以上大きかったら疲れるし、小さかったら荷物が入らない。



プライベート磯釣り場もあり、オヤジ軍団で釣り三昧も楽しそう。

明るい場内の他にも、周辺を散策出来るロングお散歩コースもありますので連泊で面白いかも。

しかしこれだけのポテンシャルを持つキャンプ場・・・夏は人気で予約は難しいでしょうね～（汗）



今回の旅はノープランがポイントでした。その日のベストプランは現地の皆さんが教えてくれた。

まだまだ書き切れないスポットやエピソードがありましたが・・・キャンプブログなのでほどほどに（笑）

行って気づいた反省点も多々ありましたが、これは次回への教訓となるでしょう。



とにかく大島の皆さんのお人柄は素晴らしい！お会いした皆さんお世話になりました。

大変な台風被害を受けた皆さんお見舞い申し上げます。

それでも尚、また来たいと思わせてくれる明るいおもてなしの心・・・さすがです。

ありがとう大島・・・また会う日までさようなら。。。




ソロキャンおススメ度・・・★★★

充実設備に余裕のスペース・・・自然も多く素晴らしいキャンプ場です。

低い木々に囲まれたサイトは夏の日差しを遮り、過ごし易いキャンプが楽しめそうです。

全体的な印象は、ソロよりファミリーやグループで最高に楽しいキャンプが出来そう。

ただ、隣との間隔も狭いフリーサイトは、ガチガチの土と石がころがり使いづらい感じ。

先の台風で荒れてしまったのかな？

サイト以外の場所はフカフカ芝生などがありますので、もう少し居住環境が良ければ有難い。