読書の夏キャンプin椿荘オートキャンプ場

すまいる

2015年08月23日 22:02


人は自分に無いものに憧れ・・・魅了される

主人公の芸人は、ある意味対極にいる先輩芸人に惹きつけられた。

若い師匠と弟子。。。二人の交流を通して、揺れる心が生々しく描かれた作品


道志の避暑地で話題の本を読んでみた



バイクで走ればすぐに分かる。お盆を過ぎて、道志に向かう爽やかな風が頬をなでる。

猛暑と言われた数日前と明らかに違う空気が全身を包み、気分は高揚してくる。

道志の人気キャンプ場「椿荘AC」。覚悟はしていたが意外と空いていて助かった。



昼頃で場内は半分ほどの来場者。

見上げるような高い木々が生い茂り、真夏の炎天下からキャンパー達を救ってくれる。

避暑を兼ねるキャンプでは、道志でもトップクラスのクオリティがある。



いそいそと設営して読書の段取りをする。もちろん?今日のオヤツはたっぷりホイップあんぱん!

ビールは撮影用に出したので呑んでいない・・・呑んだらすぐ寝てしまうから!(爆)

ちなみにこのアンパンはハンパ無く美味い。うっかりしていると毎日食べてしまうので危険だ



全編に漂う「切なさ」に懐かしさを感じた。厳しく、滑稽にも見えるお笑いの世界。

遥か昔にビートたけしの「浅草キッド」を聴いた時と同じような感覚があった。

若い二人の激しく不器用な生き様は、丸くなった今の私には眩しく見えるのかもしれない。



この主人公は作者の又吉さんじゃないかなぁ?微妙な人間関係の難しさや人見知りとも

取れる弱さ、セコさも赤裸々に告白しているような文面。密かに共感してる人は多いかと。

リアルな仕事と本当の自分との、適正ギャップに悩む人も星の数ほどいるでしょう。



今回は珍しく屋根付きキャンプにしました。タープを張るのも久しぶり。

最近は楽々ソロキャンばかりなのでテント張ったら設営完了!イスとテーブル利用も久々だ

ザック一つに全ての幕営道具が入る事に気づいてしまうと、「遊びの部分」が疎かになる。イカンですな



数ヶ月ぶりに炭をいじる。これまた超久々のネイチャーストーブL!あぁ~楽しいなぁ(笑)

ワタクシ、基本的に夏になると焚き火や炭遊びはしない。理由・・・暑いから

今回の気温は最適温度で気持ちよかった~暑くも無く、寒くも無く。これから益々楽しみな季節。



本は明るいうちに読み終わり、夜はすまいるシアターの時間です。

今日のおかずは「バグダットカフェ」。テーマ曲「Colling You」が大好きで泣けてくる。

これも不思議で興味深い作品でした。



本「火花」と映画「バグダットカフェ」・・・偶然にも共通する事に気づきました。

「人は人に影響を与え、そして影響を受けるもの」

秋の虫の音を聞きながら、良いキャンプとなりました。











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