式根島ソロキャン放浪記in大浦キャンプ場

すまいる

2015年05月05日 16:02


まだ見ぬ幕営地は心が躍る

それが離島であれば尚更・・・冒険心が騒ぎ出す

癒しと自然の島「式根島」


さすらいのソロキャンパーが再び深夜の船に乗る



新島行きの大型船のネット予約を取った。去年のGWで痛い目にあったから・・・

白々と明ける海を見つめていると、突然天の声が聞こえた。「今日は新島じゃない、式根島だ!」

いそいそと船内で行き先変更を告げ、初日は式根島に上陸した。(変更代無料)



この天の声が大正解!GW初日でキャンプ場は大盛況。翌日なら恐らく張れなかったでしょう。

人の良い長老のような管理人さんが教えてくれました。「明日はもっと来るよ。フフフ」

式根島の2つのキャンプ場はいずれも無料ながら、シーズン中はこちらのみ利用可能。



グフッ・・・これは!?立木の間のわずかな隙間に、小さな山岳テントを張る人も多数!

ロケーションを重視する私の心が折れかけました・・・「負けた、新島に逃げよう。。(T_T)」

わずかな望みをかけて、物欲しそうな顔つきで場内を徘徊しました


おぉ~神よ!キャンプ場のドンツキ。ガケ地の外れにクロノスドーム大のスペース発見。

結果、最高の眺望を確保し、無事に設営完了!となりました。

激混みシーズンでは、小さい自立テントの有難さを思い知ります。(下が砂地でペグは役立たず)



式根島の移動は是非「電動自転車」をおすすめします。バイクで動くほど広くない。

レンタルした普通の自転車は坂が厳しく・・・メタボオヤジにとっては正に修行。。。。(滝汗)

初夏の陽気の中、太ももをパンパンにしながらペダルを踏みます。ぜ~ぜ~ぇ~(繰り返し)



それでもチョイチョイ寄り道しながら、温泉に入ったり道に迷ったりすると楽しくなる。

地元の方から声を掛けて頂く度に、旅をしている感が増してきます。これが良いのよ~(笑)

旅行ガイドに載っている名所・旧跡には全く興味がありません。自分の足で空気と人を感じる旅



期間限定でオープンするこのキャンプ場には、独特な空気が流れています。

顔見知りの常連さんが多く、「ただいま~、おかえり~」的な中高年のキャンパーが非常に多い。

恐らく何年も通い詰めているのでしょう。田舎の実家に帰ってきたような風景があちこちで(笑)



このアットホームな雰囲気が良いですね~管理人さんのお人柄も大きいと思いますが、

年に数回の再会を楽しみにしているキャンパー達の「憩いの家」になっているのでしょう。

こんな場所がある事はとても幸せな事だと思います。



今回の旅のお供は、スマホに入れたオーディオブック。相変わらず電源確保に苦労したけど

2泊3日でアドラーの心理学を理解しようと、2~3回聴きなおしましたが・・・

難しい・・・けど、興味深い。人生を変える一冊になりそうです。



式根島・・・こじんまりとして癒される島だった。

まだ見ぬ絶景ポイントは、次回の宿題として楽しみに残しておこう。再訪する口実が出来た(笑)

明日は新島に上陸予定。さて、どんなキャンプ場が待っているのか?フフフ



ソロキャンおすすめ度・・・★★★

ソロよりグループでワイワイしながら楽しむ方が良いかも?近くに新しい友達もすぐ出来そう。

景色は最高!海水浴や釣りを組み合わせ、夏の島キャンプを実感するには最適なロケーション。

GW・夏季限定でオープンするキャンプ場。低い木があるスペースもあるが、基本炎天下での

激暑幕営となるでしょう。全体的に広くはないので、タイミングが悪いと混んで落ち着かない。

地勢の起伏もあり、大型テントで設営するには場所を選ぶ。



こちらは釜の下キャンプ場(この写真でほぼ全景)

ソロキャンおすすめ度・・・★★

目の前が海なのでロケーションは良い。無料の温泉も近く、のんびり楽しむには最高。

島の中心部に近く、すぐ裏に買い物が出来るスーパーがあり便利。

しかし・・・今まで見たキャンプ場の中で、規模としては最も狭いキャンプ場だった。

最低限の設備のみで、キャンプ場の面白さを考えると評価に困るほど狭い(苦笑)

繁忙期以外の時期限定でオープンしているキャンプ場だが、宿泊の拠点として割り切るか?



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