沢渡駐車場にバイクを停める。一泊二日で600円。ここから先はバスに乗る。往復2000円。
次々と出発する上高地行のバスには、様々な人々が乗り込む。ここは日本でも有数の観光地。
ハイカーよりも軽装な観光客が目立つ三連休。ハイヒールで楽しそうに はしゃぐ女の子が印象的だ。
前日の雨で心が折れかかったソロキャンパー。
しかし・・・このチャンスを逃すと、次回があるのか無いのか分からない。勝負しよう!
私にとってはそれほど遠い場所なのだ。
終点バスセンターまで一気に行ったら勿体無いので、大正池のバス停で降りる。
ここから川沿いの遊歩道をのんびり歩く。上高地の中心地 河童橋まで一時間のお散歩コース。
終点までバスに乗ればすぐにキャンプ場まで行けますが、この行程は大事だと思う。
テントを担いでキャンプに行くんだ…という雰囲気作りに最適だよね(笑)
往復の全行程を一つのキャンプオプションと考えて、味わい尽くす方が楽しいと判断。
新宿駅西口と間違えそうな大混雑の河童橋。
そこを抜けてしばらく歩くと目的地の小梨平キャンプ場が見える。
わずか数分歩いただけでガラリと様相が変わり、閑静な森に溶け込むキャンプサイト。
あちらこちらにポツンと見えるソロテント。ここはお山の野営場。素敵です。。。
穂高の山々を正面に見据える川沿いサイトを確保。人気のポジションなのか?
すでに多くのキャンパーが幕営中。やはりMSRとモンベル率が高いです。
初めての上高地キャンプ場…ワクワクしながら場内を徘徊します。
テント正面の山を見上げて、「あぁ、あのテッペンまで人が登るのかぁ・・」と立ち尽くす。
以前タクさんが、売店で買ったアディダスの靴で一番上のテン場で張ったんだなぁ・・・と思いだす(笑)
簡単な食料はこちらのキャンプセンター(管理棟)で買えます。大きな食堂も併設。
ビールを含む大半の物はほぼ定価で買えます。これはビックリ、観光地料金を取らないのね(笑)
よってザックも35Lで十分でした。スペースはかなり余ってるし!
水や食料の心配がない「一泊てくてく軽量キャンプ」初心者に最適なコースかも?
サイトの様子はご覧の通り。天気はイマイチだけど、言うことありません(笑)
スノピの大きなテントも張ってありましたが・・・やっぱり担いで来たんでしょうね~凄いス!
場内は標高1500mの爽やかな空気に満たされています。夜はチョット寒い・・・
小川に隣接するサイトも気持ち良さそう。林の隠れ家サイトもいい味出してますわ~
管理棟の設備の充実度も素晴らしい、とにかく快適で居心地が良いんです!
田舎のおじいさん家に帰ってきたみたい(笑)全体的にのんびりした空気が充満している。
疲れた体にはもちろんお風呂ですよね~中も広くてきれいで驚いた。キャンプ場のトイレは水洗です。
疲れて汗臭い身体には最高のオアシスじゃ。。。極楽極楽
ロケーションのワイルド具合と、フル装備のきれいな設備…このアンバランスが面白い。
オートキャンプと二本足キャンプは楽しむポイントが違うようです。
趣味趣向は人それぞれ。ランタン・テーブル・イス…などなど。キリがありませんが(笑)
色々な道具遊びをしないとキャンプをした気がしない方も多いでしょう。それはそれで楽しいですよね。
一方、限られた装備で自ら背負うキャンプも楽しいキャンプ。
ストイックな分、自然と向き合う時間が長く取れるような?鳥の声、川のせせらぎは心にしみます。
だって散歩するかボケ~っとするしか、やる事無いんですから!(笑)
危険な山のテン場と違い、ここは安全な担ぎキャンプ場。フル装備キャンプ道具は要りません。
実際、少々の道具とガスボンベ一本とヘッデン一丁で何とかなるべ?(笑)
こんなキャンプもいかがでしょう・・・
ソロキャンオススメ度・・・★★★★★
ロケーションは言うまでも無し。キャンプ場の雰囲気、心地良さ、料金…いう事なし。
管理棟の便利さ、快適風呂…最高です。深く思い出に残る景色とキャンプ場。
説明しにくいのですが、知り合いが居ないのにキャンプ場全体に不思議な一体感があるんです。
恐らく再訪した際には、強烈な懐かしさが込み上げるでしょう。今から涙腺がウルウルしてきます(爆)
う~ん。他にも思いついたら後日追記します。眠いので今日はここまで…
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