久々5つ星伊豆キャンプ場in雲見オートキャンプ場

すまいる

2011年11月27日 18:37


男は漆黒の彼方をじっと見つめる。雲が厚く垂れこめ、星の無い闇。

撮影設定を変えながら、露出30秒・・・60秒・・・・くわえたタバコがジリジリと燃え尽きて行く。

モニターに映し出されるまで同じ時間を祈るように待つ。


闇に紛れて時を忘れ、長い時間がゆっくりと流れる。

雲の切れ間に輝く物を見つけた時・・・男の瞳に笑みがこぼれた




伊豆キャンプに求めるもの・・・それは海・夕日・風呂・富士山。

いつものキャンプと異なる感覚は、海風が運ぶ潮の香りと漁師町の風景。

予報の晴天を期待していたが、道中は微妙な雲が立ち込める心配な空模様。大丈夫か?


昨年からの忘れかけていた宿題をクリアする為に、西伊豆最後の巨人「雲見オートキャンプ場」へ。

伊豆には素晴らしい「山キャンプ場」もたくさんあるが、やはり伊豆には「海の眺望」を求めてしまう。

細い道を登り切り、巡回中の管理人さんに声をかける。


「チョット見学を・・・」。快く承諾いただき、いつものように場内を回る。

私は色々なキャンプ場を見ていますので、すぐにソロキャンバロメーターでレベルが分かります(笑)

ここは素晴らしい!恐らくシーズン中はファミリーで一杯の人気キャンプ場でしょう。


展望台から夕日が見られます。奥に深い地形でコテージもあるバラエティに富むサイト。

未確認ですがDサイト下に新たなオーシャンビューサイトが出来そうな感じ。

整地がされていて、石を敷き詰めたら10区画はイケるかと・・・そうしたら最強ですワ。


明るいサイトはどこも気持ち良さそう。オーシャンビューのサイトは人気です。

フラット故に繁忙期のファミキャンサンドには十分注意が必要です。両脇を押えられたら逃げ場無し。

又、食材の買物も往復10km超を要するので事前の準備を怠りなく。地面堅く「ソリステ」必須。


見学から一転、宿泊手続きをして、幸運にも眺望の良いDサイトの端っこをキープ。

お風呂・トイレまで徒歩一分のベストポジションです。

いつもやられている「西伊豆の強風」を警戒してペグをガンガンやりましたが、この日は不思議と無風。


最近はイス・テーブルは使いませんが、地べたに座っても富士山と海を眺めるロケーションです。

日中は青空が広がり、ポカポカ陽気の中カメラ片手に散歩しました。

今考えてみたら、場内に登山道入口があったので少し登れば良かったかなぁ・・・残念。


これは・・・夕日ヶ丘Cと河津七滝Cの良いとこ取りの環境。

これからの空いている時期を狙うソロキャンパーに、是非おススメしたいキャンプ場です。


おやおや?お風呂の準備が出来たようですね?(笑) 

17時から22時までの営業です。男女別。この時期、朝風呂を休止していたのが残念。

オンシーズンは入浴時間も長く、早朝から朝風呂もやっているそうです。


素晴らしい露天風呂!何も言う事はありません。。。

写真では分かりずらいのですが、大人が5人位は悠々入れる大きさ。隣にシャワー室もアリ。

正面に山、奥に入れば左に富士山がバッチリ見える。うむ・・・最高じゃ(笑)


私のDサイトには4区画ありましたがすべて埋まりました。

年配ご夫婦が多く、皆さんそれぞれ静かに景色を楽しまれた様子。

管理棟下のAサイトには20台近いライダーグループが居ましたが、サイト間が離れているので静か。


帰りはいつものように道志の椿荘へ・・・東屋完成披露キャンプ開催中!(笑)

皆さん思い思いにのんびりしてましたよ。


赤い「焼きソバ王」にケチャップ入り焼きソバを頂きました。赤すぎ~!(笑)

ケチャップ隠し味は八王子のローカルルール?・・・当たり前の調味料と言い張ってますけど(謎)


秋キャンプもこれにて終了~!来週からは冬キャンプシリーズが始まります。

ソロキャンおススメ度・・・・★★★★★

空いているこの時期限定の星5つ。混み始めたらソロキャンパーはヒジョーに厳しい環境になります。

ファミリーならバッチリ予約していつ来ても大満足間違い無し。管理人さんも親切です。

縦長の地形が奥深さを感じさせ飽きない。場内からの登山道もあり登山キャンプとしても使える。

設備も清潔で、全体から受けるキャンプ場としての完成度が高い。


もうすぐ春ですね・・・(爆) 伊豆は暖かいのだ。。。








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