丹沢ユーシン探検隊inユーシンロッジ

すまいる

2011年10月30日 15:22


「ユーシン」・・・ものの本によると、

鍋割山、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳といった丹沢核心部の山々に囲まれた丹沢登山の起点地。

2006年から隧道崩落により進入路の玄倉林道が全面封鎖。以来5年間はひと気も無く、

かつては賑わいをみせた「ユーシンロッジ」もひっそりと佇み・・・そして月日が流れた。


長きに渡る沈黙を破り2011年秋・・・ついに待望の玄倉林道が復活した!クワッ






今までのユーシン入りは、寄からの険しい山道コースを行くしかありませんでした。

それはそれで楽しいけれど、お手軽な林道歩きでイケるのは嬉しい。(車は侵入不可)

この度「新生・玄倉林道」が万人にハイキングコースを提供した功績は大きいのだ。


丹沢湖周辺の紅葉チェックをしながらバイクでGO!

紅葉は緑の中に黄色が目立ち始めた程度で、「赤」はまだまだ先になりそう・・・

林道入口に到着すると見覚えのあるバイクが!彼がいるな?ニヤリ。。横から歩いて入ります。


開かずのバリケードが撤去され、歩行者のみ通行可能になった未開の林道を歩きます。

いつもの登山と見える景色が違います。足元の悪い山登りでは障害物や足場を気にしながら

下を向いて歩きます。林道は歩き易く、周囲の木々を見ながら気楽に歩く。この差は大きい。


いくつものトンネルを抜けて歩きますが、この新青崩隧道は格別です。

曲がりくねった300m超えの電灯無しトンネル。不思議な暗黒の世界に引きづり込まれます。

真ん中当りでは、上下左右さえ分からない小宇宙を体験します。ヘッデン点けてね~(笑)


木々の色合いと、暗黒トンネルを味わいながらの楽しいハイキング。

ハードなピークハントより、まったりペースで自然を味わうのも良いものです。

徐々に難易度を上げて行き、更なる冒険に繋がる山歩き。時間をかけて楽しんで行きたい。


折りたたみ自転車に抜かれました。自動車の来ない道なので安心。

激しい高低差が無いこのコースなら、小さな子供からお年寄りまで安心して歩けます。

これからの紅葉の季節には最適なルートでは無いでしょうか?


そして2時間少々で目的地のユーシンロッジに到着。

ふ~っ。2週間ぶりの山歩きは疲れるワイ。。。やはり毎週行かないとね!(笑)


数人のハイカーが食事をとったり昼寝をしてました。

おやおや・・・ロッジから都築氏とはかせさんが歩いてきました。(笑)

只ならぬ怪しい雰囲気のロッジを案内頂きました。


ヤバい・・・私のオバケレーダーが反応している!あまり近づかないようにしよう。

特に避難部屋として開放されているスポットはイカン。私の勇気の限界を超えています!

感じる・・・何かを感じるのだぁ~!(T_T)ナニ?


敷地内は緑に溢れ、ユーシンの森を夕日が照らします。

かつて栄華を極めた丹沢登山の要所。林道復活で新たな登山ブームの幕開けになるのか?

先人の「ユーシンへの想い」がこの森から感じられます。


どこを見ても素晴らしいロケーション!程良く明るい森や川を楽しみ、周辺を散策します。

パワーがあればユーシンから塔ノ岳でも丹沢山でも、名立たるデカイ山に道が繋がっています。

パワーのある方・・・頑張って下さい!私はベースキャンプを守ります(爆)


夕方すれ違ったベテランらしき10数人の皆さんは中央広場でビバークするようです。

夜中にロッジの窓からオバケが覗いていなければ良いのですが。。。

皆さん、相当年季が入っています。見た事の無いテントばかりです。


先日の記事でアルファ米はイマイチだと申しましたが・・・すみません。

どうやら、がっついていて「良くかき混ぜず」「15分待てなかった」のが原因と判明しました。

説明書通りに食べたら・・・エビピラフ・五目御飯ともに美味しゅうございました。(自爆)


最近、冬シュラフについての話題もあちこちのブログで拝見します。

気温ごとにシュラフを揃えるのは大変。中途半端なこの時期は、スリーシーズンシュラフでも、

ダウンジャケット・ダウンパンツ等の重ね着で十分対応出来ます。着る物で調整したほうが便利。


帰りは都築さんと歩き、1時間30分程で林道入口へ。

これからますます深まる秋を楽しみ、雪の丹沢行脚を夢見ています。

丹沢王への道は・・・遥か彼方にあるのか?(自爆)




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